【北海道・旭川】スポーツ管理栄養士 山本瑠美さんに聞く|食べない悩みを“勝てる力”に変えるスポーツ栄養

【北海道・旭川】スポーツ管理栄養士 山本瑠美さんに聞く|食べない悩みを“勝てる力”に変えるスポーツ栄養

「食べない」「体が大きくならない」「何を食べさせたらいいかわからない」。
スポーツを頑張る子どもを支える保護者にとって、毎日の食事は大きな悩みの一つです。

北海道旭川市を拠点に活動する管理栄養士・スポーツ管理栄養士の山本瑠美さんは、そうした悩みについてこう話します。
「悩みを単なる問題として捉えるのではなく、子どもの成長や競技力向上のチャンスに変えていきたいと考えています」

これまで1000組以上の選手・ご家族をサポートし、現在は個別栄養サポートやチーム向けセミナー、学校・自治体での講演、専門職向けの養成講座まで幅広く活動する山本さん。

今回は、山本さんが大切にしているスポーツ栄養の考え方と、保護者・選手・専門家へ届けたい想いを紹介します。

目次

山本瑠美さんのプロフィール

山本瑠美さんは、北海道旭川市を拠点に活動する管理栄養士・スポーツ管理栄養士です。

現在の活動について、山本さんは次のように話します。

「北海道旭川市を拠点に活動しており、『スポーツ栄養を当たり前の教育にする』をテーマに、ジュニアアスリートから大学生、実業団選手まで幅広くサポートしています」

主な活動は、個別栄養サポート、チーム向けセミナー、学校・自治体での講演活動、スポーツ栄養を学びたい栄養士・トレーナー向けの養成講座など。

サポート対象も、小学生から大学生までの成長期アスリート、保護者、クラブチーム、高校・大学・実業団チームまで多岐にわたります。

競技は野球、サッカー、バスケットボール、陸上競技など幅広く、これまで1000組以上の選手・ご家族の食事サポートに携わってきました。

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Instagramでは「食べない悩みも、“勝てる力”に変える!」という言葉を掲げ、スポーツキッズの保護者や、スポーツ栄養を学びたい専門職へ向けて情報を発信しています。

スポーツキッズママ向けサロン、実践スポーツ栄養学、アスリートサポート、食育講座、養成講座など、発信内容からも活動の幅広さが伝わってきます。

山本瑠美さんが考える「病気になってから支える」から「未来をつくる食事」へ

山本さんは、もともと保育園、病院、高齢者施設などで約15年間、管理栄養士として勤務していました。

スポーツ栄養の分野へ進んだきっかけについて、山本さんはこう振り返ります。

「その中で感じたのが、『病気になってから支える』だけではなく、『未来をつくる食事』を伝えたいという想いでした」

保育園、病院、高齢者施設という現場では、食事が人の生活や健康に深く関わる場面を数多く見てきたはずです。

その中で、食事には不調になってから支える役割だけでなく、子どもたちの成長や可能性を広げる力があることを実感。

スポーツ栄養と出会ったことで、食事によって子どもたちの身体づくりや競技人生を支えられることに大きな魅力を感じ、この分野へ進みました。

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Instagramにも、「管理栄養士の仕事がとにかく大好き」「食や栄養でたくさんの笑顔を見てきた」という想いが綴られています。

栄養で全てを解決できるわけではない。それでも、食や栄養は全ての土台になる。そんな考え方が、現在のスポーツ栄養サポートにも一貫して流れています。

「食べない悩み」を、成長と競技力向上のチャンスに変える

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ほかにも、身体を大きくしたい、体重が増えない、試合後半にバテる、ケガが多い、貧血が改善しない、補食を食べてくれないなど、成長期アスリートならではの相談が寄せられます。

山本さんは、「食べない」という悩みについて、次のように話します。
「食べないことにも必ず理由があります。その原因を一緒に見つけ、子どもに合った方法を見つけることで、食事は大きな武器になります

特に印象的なのは、「食べない」と悩む保護者に対して、最初に伝える言葉です。
「まず、『お母さんのせいではありません』とお伝えします」

食べられない背景には、胃腸の状態、生活リズム、食事環境など、さまざまな要因があります。

保護者を責めるのではなく、今の状態を一緒に知り、小さな改善を積み重ねていく。その姿勢が、山本さんのサポートの土台です。

山本瑠美さんの考えるスポーツ栄養-スポーツ栄養は「知識」ではなく、行動を変えるサポート

山本さんのスポーツ栄養サポートの特徴は、競技力向上だけでなく、「続けられること」「楽しめること」を重視している点です。

「理想論ではなく、一人ひとりに適正な方法を見つけること、家庭で実践できる方法を一緒に考えることを大切にしています」

体質も嗜好も、練習量も家庭環境も選手ごとに異なるこそ山本さんは、「これが絶対」と決めつけるのではなく、その選手とその家庭にとってのベストを一緒に探していきます。

現場で本当に必要とされる栄養サポートについても、山本さんの考えは明確です。

「知識を伝えることではなく、行動を変えるサポートだと感じています」

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どれだけ正しい知識でも、実践できなければ意味がありません。選手・保護者・指導者が同じ方向を向き、継続できる仕組みをつくること。

それが、スポーツ栄養を現場で活かすために欠かせない視点です。

一般的な食事指導とスポーツ栄養の違いは、健康だけでなく、競技特性、練習量、成長段階、試合スケジュールまで考慮して食事を設計することにあります。

「『何を食べるか』だけでなく、『いつ食べるか』も重要になります」

この視点があるからこそ、山本さんのサポートは、日々の食事を競技力やコンディションにつなげる実践的なものになっています。

小さな成功体験が、選手と家族の未来を変える

山本さんが大切にしているのは、最初から完璧を目指さないことです。

「まずは朝食に一品足す、補食を見直すなど、小さな成功体験を積み重ねることを大切にしています」

選手には「できたこと」に目を向けること、そして「栄養も力にすることで可能性が無限に広がること」を伝えています。

保護者には、「一人で抱え込まなくて大丈夫」という安心感を届けることを大切にしています。

食事を整えることで、身体づくりやコンディションだけでなく、気持ちの面にも変化が出ることがあります。

山本さんのもとには、「試合への不安が減った」という声も届いているそうです。

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山本さんは、腸内環境や栄養状態が心身のコンディションにも関わると考えており、心の成長や安定、パフォーマンスを支えるうえでも食事を大切にしています。

印象に残っている変化について、山本さんはこう話します。

「体重が増えた、タイムが伸びたという結果ももちろん嬉しいですが、『食事の時間が楽しくなった』『子どもがご飯を作ってくれるようになった』『親子の会話が増えた』という変化が特に印象に残っています」

食事は栄養を摂るためだけのものではなく、家族をつなぐ時間でもある。

山本さんの言葉からは、食事を通じて選手と家族の関係そのものを温かく支えようとする姿勢が伝わってきます。

山本瑠美さんのスポーツキッズママ向けサロンと専門家を育てる養成講座

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山本さんの活動は、選手や保護者への個別サポートにとどまりません。

スポーツキッズママ向けサロンについて、山本さんは次のように話します。

「毎日の食事や補食、身体づくりの悩みを気軽に相談できる場所です。一人で悩まず、仲間と学びながら実践できる環境づくりを目指しています」

「毎日の食事どうしよう」と悩む親御さんを減らすためのサロン。スポーツ栄養を難しいものにせず、日常的に取り入れていく工夫や、生涯にわたって活かせる食と栄養の知識を得られる場を目指しています。

また、スポーツ栄養を学びたい栄養士・トレーナー向けのスポーツ栄養トレーナー養成講座も運営しています。

山本さんが養成講座を始めた理由は、現場で活動できる専門家がまだ不足していると感じているからです。

「北海道から全国へ、選手・子ども達を支えられるスポーツ栄養士を増やしたいという想いからスタートしました」

現在は、全国に26名ほど同じ想いで活動している講座生がいるそうです。

「『プロになる、ならない』関係なく、全ての選手が、怪我なくベストを発揮できる環境を整えていくためには、トレーニングだけではなく、食事も欠かせません」

スポーツ栄養を特別なものではなく、当たり前の教育文化にしていく。山本さんの活動は、目の前の選手だけでなく、支える人を育てるところまで広がっています。

山本瑠美さんの今後の展望と読者へのメッセージ

今後、山本さんが挑戦したいことは、スポーツ栄養を学校教育や地域活動の中にも広げていくことです。

あわせて、全国で活躍できるスポーツ栄養士・スポーツ栄養トレーナーの育成にも力を入れていきたいと話します。届けたい価値について、山本さんはこう語ります。

「選手には『可能性を広げる食事』を。保護者には『安心して応援できる環境』を。専門家には『夢を仕事に変える力』を届けていきたいと思っています」

最後に、スポーツを頑張るお子さんを支える保護者へ、山本さんからメッセージをいただきました。

「完璧な食事を目指す必要はありません。大切なのは、今日できることを一つずつ積み重ねることです。食事は未来への投資です。お子さんの可能性を信じて、一緒に成長を楽しんでいただけたら嬉しいです」

山本瑠美

パーソナルジムや専門家を選ぶ際には、体重や見た目だけでなく、食事の考え方、継続できる提案かどうか、ライフスタイルに合わせてくれるかを確認することも大切です。

無理な制限ではなく、健康と未来を見据えたサポートをしてくれる専門家を選ぶことが、長く続く身体づくりにつながります。

スポーツ栄養は、特別な選手だけのものではありません。毎日の食卓、補食、睡眠、家族の会話。その一つひとつが、子どもの未来をつくる土台になります。

山本さんの活動は、「食べない悩み」から始まる不安を、子どもと家族の可能性へ変えていくサポートそのものです。

山本瑠美さんの発信・プロフィール

山本瑠美さんは、Instagramでスポーツキッズを支える保護者や、スポーツ栄養を学びたい専門職に向けて情報を発信しています。

夏バテ対策、水分補給、補食、骨づくり、成長期ごはんなど、日常に取り入れやすいテーマが多く、スポーツ栄養を身近に感じられる内容です。

氏名:山本 瑠美(やまもと るみ)
肩書き:管理栄養士・スポーツ管理栄養士
活動エリア:北海道旭川市を拠点に全国
主な活動:個別栄養サポート、チーム向けセミナー、学校・自治体での講演、スポーツキッズママ向けサロン、スポーツ栄養トレーナー養成講座
公式サイト:https://n-crea-labo.com/lp
Instagram:@n.crea_mirai.labo


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